室内騒音とNC値について

防音工事でよく出てくる用語のひとつに「NC値」というものがあります。

これは、スタジオやオーディオルームなど、室内の騒音が問題となる工事では大切になります。

「NC値」とは、室の静けさを表す指標です。

つまり、NC値とは、簡単に言うと、「騒音の評価」ということです。

たとえば、オフィスで会議をしている時に、会議室の内や外から騒音が入ると、 会議の発言が聞き取りにくくなります。

この騒音の大きさを数値で表したのを、「NC値」と呼んでいます。

NC値と会話のしやすさとの関係

NC値室内の状態施設例
NC-15以下最も静かで、小さな声でも会話ができるレコーディングスタジオ
コンサートホール
NC-20~30 非常に静かで会話にも電話に支障なし
大会議可能
多目的ホール、教会、礼拝堂 重役室、大会議室、テレビスタジオ
NC-30~35静かで、4~5m のテーブルで会議ができる
3~9m離れて普通の会話ができる
和室、応接室、小会議室
NC-35~40 2~2.5mのテーブルで会議ができる
電話での会話には支障なし
2~4m離れて普通の会話ができる
中事務室、工場事務所、多目的イベントスペース
NC-40~501.5mのテーブルで会議ができる
電話で会話しずらくなる
大きな機械室、製図室
NC-50~553人以上の会議はできなくなる
電話で会話しずらくなる
タイプ室、計算機室、製図室等
NC-55非常にうるさい、事務室としての使用は難しい適用無し

NC値は、その値が小さいほど静かであることを示します。

つまり、NC-25 の室は、NC-40 の室よりも静かであることを表します。

一般的に、防音工事でのスタジオ等に要求される室の静けさ(許容NC値)としては、NC-15 ~ 25 です。

また、スタジオ等の防音工事に関しては、外部騒音に対する遮音対策がしっかりとになされますので、室内でのエアコンなどの空調設備から発生する騒音によってNC値が決定されるケースがほとんどです。



室内騒音とNC値についての話はいかがでしたか?

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音というのは何でしょうか?

音というのは、一口にいうと空気振動のことです。

何かしら質量のある物体が揺れ動いて空気に波動をつくり出し、それが空気や物質を伝達され、われわれの耳にたどり着いたときに音という形で聞こえるというわけです。

耳障りな音も、気持ちよい音も、何もかも空気の揺れの作用で起きる物理現象ということです。

音のボリュームと音域が、騒音と感じる決定要素は、音は空気振動の波動が大きければ大きいほど強くなり、小さい音量であればあるほど弱くなります。

音の大きさ(エネルギー)を示す単位がデシベル(dB)といいます。

また空気の波動が1秒間に振動する回数が多くなるほど音は高くなり、少ないになればなるほど低い音ということになります。

これを周波数と呼び、ヘルツ(Hz)で表示します。

われわれ人の耳には、同一のdBのケースでは、低い音になればなるほど聞こえづらく、高い音になればなるほど鋭敏に聞き取れるという性質があります。

生活環境に入り込む騒音を削減することを望むなら、なにより音のエネルギー(dB)の到達を低下させる工夫を凝らすこと。

そして、はっきりと耳に入って内容も判別することができる音域の音をどうやって食い止めるかが大切な点になります。

防音工事とは?

屋外の騒音が部屋の中に入って来ない状況にする工事のことをいいます。

これに対して、部屋の中から外の世界へ音が漏れないように防止する工事を「遮音工事」といいます。

家屋においての防音工事や対処法は、殆どは床や壁、天井、窓というところで行われます。

典型的なものとして、床に使われる防音フローリングがあります。

また壁は、ベースに防音材を埋込むようにして音の侵入(流出)を防止する手法が多く採用されています。

また音の出入りが特に著しい窓に対しては、防音サッシや二重サッシ(サッシの内側にもう1つのサッシを取り付けること、インナーサッシともいう)を使用したり、2枚のガラス合間に乾燥した空気を密閉するなど真空状態にした複層ガラスを使用することなどが、ポピュラーです。

壁や窓の防音工事をすることによって、気密性や断熱効果も強化されるため、電気代の節約や結露防止に効果が見られるというメリットもあります。


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